墓地について
法龍寺永代供養納骨霊廟『微笑苑』
日本の墓は、個人墓ではなく家族墓が通例となっておりますから、後ろをみる後継者の有無が問われています。将来を考えてみたとき、お寺としてその不安を解消してあげるための永代管理の共同合葬墓の建立が必要な時代になってくる、あるいはその時代が既にやってきたと言っても良いと思います。
お寺は、このようなご縁をお持ちの方々や、身寄りのない方、恵まれないお骨・霊位をお寺として見守っていかなければならない務めがあると考えます。
このような事由から、平成22年『永代供養納骨霊廟』を建立致しました。
当寺とご縁を結ばれる方々であれば、どなたでもお引き受けいたします。ただし、法龍寺は、曹洞宗のお寺でございますので、納骨後の供養等はすべて曹洞宗の作法にて執り行います。納骨後の霊位については、戒名・俗名・年月日等石板に刻字し、永代にわたって明らかにし、お寺(この先代々の住職)で永代(永久)にお守り・供養して参ります。※
また、どなたでもお参りできるようにしておくことは勿論、年間のお寺参り・お彼岸等で特別回向をして参ります。
永代(お寺がある限り)にわたって、お寺に管理や供養をお願いできることで、安心できる
例えば…
- 将来お墓の後継者がなく(子どもがいない・子どもが女性で嫁いでいる等)、「先祖代々のお墓」の無縁化が心配
- 故郷と離れ、先祖代々のお墓の維持管理が、地理的に困難である(先祖の故郷の菩提寺で祀りたい等)
- 配偶者、親、その他有縁の人の遺骨があり将来に不安がある
- 今のうちに自分のお墓の心配を解消しておきたい
- ひとり身である、兄弟親戚がない(兄弟親戚に迷惑をかけたくない)
- 現在、住まいの地(都会)にお墓があるが、親の遺骨を生まれ故郷の地(菩提寺)に分骨し供養を受けたい
- 菩提寺で眠りたい など…
納骨に際し、供養(管理)料を納めていただくこととなりますが、お花やお墓のメンテナンス等営繕の必要が生じた場合は、その中から支出をします。その後、霊廟(墓)に関わる費用は一切ございません。
法龍寺永代供養納骨霊廟『微笑苑』(合葬墓)の他、ペット供養墓(合葬墓)もあります。